品質管理
- 「わが子にも食べさせたい。安全・安心の食づくり」をモットーに、食品安全の基礎を構築するため、いち早くHACCP方式による管理を取り入れ、つねに改善・更新を進めております。
- 永年の取引先である、学校給食、生活協同組合や大手量販店等の期待水準の高い顧客による厳しい目から培った衛生管理を徹底しております。
- 日々製造されている商品の官能検査や細菌検査等の製品検査、各ラインの拭き取り検査等、様々な品質検査を行い、安全・安心な商品をお届け出来るように努めております。
- 原材料から最終商品まで、インナミ独自の一貫システムによるトレーサビリティ管理を行っております。
土山事業所「FSSC22000」認証取得!!
土山事業所では、「FSSC22000」の認証取得のため準備を進め、2022年10月1日には、土山事業所の「食品安全方針」の発表と「食品安全マネジメントシステム」を作成しました。2022年12月8日・9日に第1段階登録審査を、2023年2月20日・21日・22日に第2段階登録審査を受審。第2段階登録審査では、日本規格協会ソリューションズ株式会社様の審査登録事業部から2名の審査員が来場し、2日半に渡り、土山事業所の食品安全マネジメントシステムに関する「構成」「方針」「プロセス」「手順」「記録」及び「関連する文書」について、聞き取り・現場確認などによる調査、検証がおこなわれました。
厳正なる審査の結果、大きな指摘事項もなく、「FSSC22000」の認証を取得することができました。
ここから新たなスタートラインに立ち、食品安全へのこれまでの取り組みをさらに「改善」し続けることにより、より信頼される"安全・安心"な食品をお客様へ届けてまいります。
認証取得には、安全な食品をつくるための色々なルールを決め、全員が決まったルールを守ることが重要です。例えば、「衛生エリア移動時にはアルコールで手指を消毒する」など決まったルールを全員が"必ず"実行することが重要になります。
姫路事業所「JFS-B適合証明」取得!!
姫路事業所では、HACCPの考え方に準じた衛生・品質管理体制を構築するため、2023年8月に「JFS-B適合証明」を取得しました。危害分析、管理方法の決定、また定期監査による運用確認を行っています。また品質保証体制の維持・改善を継続的に行い、安全・安心で高品質な商品の提供に努めています。
HACCPとは
従来の食品衛生の管理方式では、製造環境の整備や衛生の確保に重点が置かれており、主に完成品を抜き取り検査する方法が採られてしまいました。
一方、HACCP方式は、原料の受け入れにはじまり保管、処理、混合、加熱、冷却包装、出荷といった全ての過程であらかじめ危害を分析し、その危害を防止するための重要管理点(CCP)を特定して、そのポイントを継続的に監視することにより安全管理を行うものです。この方式は、万が一問題が起こったとしても、危害を未然に防ぐことに役立ちます。
弊社は、加工品製造において昭和45年より食品添加物を極力排除した安全で安心いただける製品を供給してきました。その原料である親鳥肉についても同じ理念で生産してきましたが、製品の安全性を客観的に示すシステムを構築できていませんでした。
県版HACCPの認定取得とプログラムの革新は、当食鳥センター原料部門の製品品質の向上および顧客の皆様に幣組規鶏肉の安全・安心をご理解いただくために、非常に有効なシステムです。
重要管理点(CCP)
CCP1:屠体殺菌条件
CCP2:屠体冷却条件
(温度・時間)